コスモス・セミナー

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                        第15 コスモス・セミナー (20149月〜20156月)
 

 

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在バンクーバー日本国総領事館開設125周年にあたり、その記念行事の一環として日本からお招きして特別企画のセミナー

「日系カナダ人の歴史」

 −海を渡った日本の村三世代の変遷の物語― 

著書『カナダ日系社会の文化変容―海を渡った日本の村三世代の変遷』からのお話です。この研究でカナダ政府より第10回「カナダ首相出版賞」を授与されました。

10年間、181名へのインタビューの集大成としてのご講演は主に“一世”“二世”“帰加二世”“三世”の戦争という時代の波に翻弄されながらの生き様、アイデンティティーに触れ、とても興味深く拝聴しました。先人たちの“まじめ”“勤勉”“正直”が日系人の信頼に繋がり、今日の日系社会の礎になったことを改めて認識したセミナーでした。
 

 

 

 


長崎県立大学教授(山田千香子氏)

お茶の水女子大学大学院博士課程 人間文化研究科修了、博士学位(学術博士)取得。

放送大学、大東文化大学、川村学園女子大学、東京国際大学などの非常勤講師を経て、1999年より長崎県立大学教授就任現在に至る。同大学付属図書館館長等を務める。現在は社会活動として長崎県の文化財委員、裁判所の家事調停委員などを務めている。

 

 

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在バンクーバー日本国総領事館開設125周年にあたり、
その記念行事の一環として開催。


「特別セミナー」


特別企画「暮らしの中の外交」

冒頭、「皆さんが日々暮らしの中での営みで生じる出来事を、国レベルに置き換えたのが外交です」から始まりました。タリバン、アルカイダ、ソマリア、領土問題、TPP、ODA等々・・・前任地のさまざまな国でのエピソードや写真なども交え、また文化広報外交を含む、広い分野を平易な言葉で解説くださいました。普段漠然としか理解していなかった外交の世界を再認識し、身近に感じられたセミナーでした。

 講演後は岡田誠司総領事の電子サックスとギタリストの中島有二郎さんによる豪華な生演奏があり、秋の日の楽しいサプライズでした

総領事館開設125年を祝して、“ 125 ” の文字入り 手作りおはぎを会員が用意しました



 


岡田 誠司 (おかだ せいじ)氏

在バンク
-バー日本国総領事

 1981年外務省入省。オタワの在カナダ日本大使館勤務2回(今回はカナダ3回目)の他、バーレーン,アメリカ合衆国,韓国,ケニア,アフガニスタンの各大使館で勤務。東京の外務本省では,日米安全保障課,国際機関第一課,欧州アジア経済室,中国課,日韓経済室,アフリカ第二課長等を歴任。今年は公館開設125周年であり、文化行事や講演会にも力を入れている。

 

 

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『静・動・和 ― バランスの世界を求めて 』
〜身に着けられるアートの世界〜

優雅な曲をBGMにファッションショーが始まりました。「心には絵がある」とテリーさんのコンセプトから、ご自分のブランド作品を6名の美しいモデルさん達により、何着も披露、拝見できた素晴らしいショーでした。そして画家であるテリー佐々木さんがファッションを手がけるに至った経過と、ファッションの歴史等についてお話しくださいました。

 ココシャネル、オードリーヘップバーン等々懐かしい名前も登場するファッションの歴史を時代の流れと共に、流行の変遷に思いを馳せたひと時でした。続いてコーディネイトの仕方を会場から4人が参加して実践しました。『人は人に見られることで成長する』の標語に8つの含蓄ある言葉に 「ファッションは自分の気持ちを明るくする」ことを感じた今年最後のセミナーは幕を閉じました。

 

 



 

 


テリー 佐々木(テリー ささき)氏

鹿児島県出身。1976年、カナダ移住。1988SASAKI ART GALLERY PAN PACIFIC HOTELに開店し、自分自身とローカルアーティストによる絵画を紹介。2004 SASAKI ART アクセサリーブランド設立。2013年、同ファションブランド設立。絵画から身に着けるアートに前進、更に独自ブランド化を果たす。「人と人を繋ぐ」を自身の社会貢献のモットーとしている。

 

 

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『宇宙へのいざない』

〜宇宙と「反物質」の謎を探る〜


宇宙で判っているのは5%で、95%は判っていない」に始まり、“物質”と“反物質”は常にペアの関係にあることを人間の双子を例にあげ、身近に感じられるようにお話しくださいました。

「宇宙は“調和”と“秩序”で成り立っている」「宇宙を構成している物質の内、判っているものの
3/4は水素」「物質と反物質が当たって消滅する時にエネルギーが生じる」等々・・・を学びました。「ひねくれ者は対称性の破れを研究する」と自らの事を話されましたが、それが藤原さん率いるカナダの『ALPHA』チームがネイチャー誌の表紙を飾り、“反水素”捕獲成功によりカナダ政府Polanyi賞 受賞、他数々の栄誉に繋がったことを感じました。


ニュートン、アインシュタイン等の言葉に触れ、遥か学生時代の記憶に遡り、しばし宇宙に夢を馳せ、125回目のセミナーを後にしました。


 

 

 


藤原 真琴(ふじわら まこと)氏

兵庫県生まれ。日本で大学卒業後、
UBCで物理学博士号を取得。東京大学、理化学研究所、ジュネーブCERN研究所で研究員を歴任後、現在、カナダ国立素粒子原子核物理研究所(TRIUMF研究所)常任研究員および同・素粒子物理学科・副学科長。カルガリー大学客員教授。日本原子核談話会新人賞(2004年)、米国物理学会Dawson賞(2011年)、カナダ政府Polanyi賞(2013年)受賞。専攻は素粒子物理学。現在は主にジュネーブでの国際研究プロジェクト「アルファ」のカナダ・グループ代表として、「反物質」と宇宙の研究に従事。


 

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『カナダの空の旅が変わる!』
〜なかなか聞けない航空業界の話〜

航空会社のコード名についてのクイズから始まったセミナーは講師の松橋慶典さんがANA社のカナダ就航に当たり、バンクーバーかトロントかをリサーチされた際の興味深いお話をまず伺いました。バンクーバーの魅力について、美味しい食文化、ショッピング(日本に展開されていないブランド)等の他、バンクーバー空港近くに近日中に大規模なアウトレットがオープン、5月にはエアカナダ社が関西空港線を再開すること等の情報も得ました。

 LCC (Low Cost Carrier)FSCFull Service Carrier)の違い、そしてANA社の最新機種の魅力にも触れました。クイズ当選者に同社のサーモスが、参加者全員にもクリアファイルがプレゼントされ心は空へと向かいました。
 

 


松橋 慶典(まつはし よしのり)氏

北海道室蘭市出身。
1989ANA入社。東京支店、営業本部等で長く国際線の営業に携わる。商品企画、CS推進室勤務後、2003年から再び国際線営業部門。入社以来21年間の東京勤務を経て、2011年にロサンゼルス米州室に赴任。バンクーバー=羽田線開設に伴い、2013年バンクーバー支店長として当地に着任。フライトの離発着時間帯は空港所長として接客もしている



 
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紅茶の魅力を愉しむ
自然からの贈り物

ティーソムリエ、荒巻典子さんによるセミナーは三種類の紅茶を試飲し、その産地当てクイズから和やかに始まりました。

紅茶の歴史、産地、種類に続き、効用について「カテキンが食後の口内のバクテリアを流し、免疫力を高める」「タンニン内のポリフェノールには抗酸化作用がある」また、コレステロール、高血圧、虫歯・風邪の予防にも効果があること、出涸らしでする足湯等をお話しくださいました。日本の和紅茶が玉露から作られること、ハイ・ティーとアフタヌーン・ティーの違い、ハーブティーの種類と効用、そしてカフェインを抑えた淹れ方、保存方法、等々を教えていただきました。

「良質の茶葉は最後に捨てないで胡麻和え等にして食べてください」との言葉に、講師のお茶に対する思いが伝わってきたセミナーでした。


 

 

 


荒巻 典子(あらまき のりこ)氏

(コスモス・セミナー会員)ティーソムリエ

東京都出身。和洋女子大、東京服飾アカデミー卒。書道家・青柳秋湖、村上陽子氏に師事。華道・池坊流を習得。表千家講師の母親より茶道の手解きを受ける。The Forum LTD秘書課勤務。
1986 Vancouverに移住。2012年よりKitsilano にある O5tea Tea Bar Japanese Cultural manager 。自然農法で作られた世界のお茶を寛げる空間で提供。日本茶や抹茶を通じて、日本の文化を伝える活動に従事。

 

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5周年記念祝賀会

特別講演『日本が目指す女性が輝く社会』

 〜女性が輝く外交の社会〜

会場には第10期〜15期の講師の方々やゲストをお招きし、岡田寧子総領事令夫人による舞台上の豪華な盛花、15周年特注のライトアップされた氷彫刻、紅白お饅頭が彩りを添えました。美味しい特製お弁当をいただきながらの歓談のひと時を持ち、和やかな祝賀会でした。

 


岡田 誠司(おかだ せいじ)氏

在バンクーバー日本国総領事館総領事
 

 

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『カナダで出会った新渡戸稲造、その知られざる魅力について』
新渡戸稲造と唐人お吉、その知らざる関係とは
 

5千円札でお馴染みの新渡戸稲造の足跡をご用意いただいた年表と、矢野修三講師が日本で辿った各地の映像を交えて解説してくださいました。

稲造が東京大学入試の面接時に『われ太平洋の橋になりたい』と言って、後に実際アメリカで「武士道」を英語出版、国際連盟で活躍、またメリー夫人の影響で女子教育に力を注いだことや野球害毒論”“唐人お吉そしてUBCに新渡戸ガーデンがある理由までお話は多岐に亘りました。

日本語教師である矢野講師のお話は稲造に留まらず、日本語講座、歴史講座、落語にも及び時に笑いありの大変興味深く人類の共栄共存を目指した「早すぎた国際人」だった稲造の座右の銘、カーライルの“Haste not, Rest not”の言葉で結ばれたセミナーでした。

 

 

 


矢野 修三やの しゅうぞう

早稲田大学第一法学部卒。1988年1月日本語教師に転職。1994年8月家族でカナダに移住。1994年10月矢野アカデミー設立。日本語を教えながら、「日本語教師要請講座」や「ビジネス敬語講座」などの教鞭をとっている。特に「日本語講師養成講座」は 315期を数える。卒業生は設立以来2000人を超す。

 


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